松下電器 Panasonic
参考出品
- デジタルビデオ等の先駆者の一つがついにデジタルスチルカメラを発表。だが、まだ参考出品の状態で詳細は不明。だが、充分期待できる範囲ではないだろうか。(出てみないとわからないけど)
- コンパクトフラッシュカードに対応とのことで、どの記録媒体がメジャーになっていくかを占う上では大きなニュースであるとも言える。けど、やはりPCMCIAが本流のような気もするけど、このままでは小型化に問題が残るからねぇ。
CardShot NV-DCF1
- ついに参考出品のものが商品として姿を現す。「カードショット」。
- フロッピーサイズの本体にサイバーショットばりのデザインである。ルックスは結構良いと思われる。
- 発表会の際の画像記録速度は8秒程度と少々長めである。
- コンパクトフラッシュの採用で、一段コンパクトフラッシュの勢力が増大した感がある。
- 35万画素クラスの商品を持たないキヤノンとコニカにOEM供給している。
- 今更ながら、フォーカスはパンフォーカス式。そろそろAFでも良かったんではないの?
- スペック的には電池の持ちの良いほう。リチウム電池(使い捨て)では1.5時間使用可である。が、ニッカドの方が経済的であると思うが・・・。
- 「これでAFだったら・・・」と残念がる声も多々聞かれる。
- マクロ領域(3〜70cm)は、マニュアルフォーカスである。(1997/03/10)
液晶モニタの問題(あまり解像度が良くない)と相まって、ピント合わせには慣れを要する。(1997/12/29)- 書き忘れていたが、液晶は「カカカ」と動くタイプである。自分も含め、これは非常に残念。(1997/03/12)
- レンズ部は後付レンズ(ワイド、マクロ)の取り付けが容易そうだ。他社からの発売が期待できるかも。(97/03/12)
- キヤノンとの共同開発となっているらしいが、どこの部分だろう?想像するに、レンズ周りではないかと思う。
画像取り込みソフトは、Canon PowerShot 600 とそっくりで、開発元も同じであった。- レンズ部について、内側に21mmのネジが切ってあり、これを利用して Raynox のコンバーターレンズを装着することが可能。(97/05/11)
ただし、その際にはフラッシュがレンズの影になるので夜間の撮影には使用できないので注意が必要。(97/11/06)- 中央部ではきれいに撮れるのに周辺部に行くほどぼやけた画像になることがある。これは気にならないときは気にならないが、一旦気になり始めると辛抱ならないかもしれない。(98/01/21)
CoolShot II
- 液晶モニタ搭載の小型デジカメである。大きさはDC20以下である。
- 液晶は「カカカ」と動くタイプである。これは非常に残念。また、間隔が長いせいか被写体にあわせるのに少々苦労する。
- メモリは内蔵のみで、メモリカードは利用できない。これも残念。
- データの書き込みが20秒程度かかるらしい。
- 事務機器のPLUSにOEM供給されている。
新 CoolShot II(1997/12/26)
- 上記 CoolShotII が CF 対応になったもの。これはおいしそう(笑)
- CoolShotIIIにするなりの方法を採って欲しかった。ややこしくって…(笑)
- サイズはそのままにカード対応になった分、宴会アイテム(話題作り)にはもってこいでは無いだろうか。
- 液晶は旧機種と同様に少々「カカカ」という動きはあるが、はるかにスムースであり、撮影もしやすそうである。(1997/12/27)
- AC電源・充電器キットにデジタルカメラステーションが同梱されているので、ビデオ出力やシリアル通信による転送をしたい場合はこのキットを買う必要がある。(97/12/27)
- 別売の脱着式フラッシュがあるので、夜間の撮影にも耐えられる。必要ない場合は外しておけばいいので邪魔には通常時のコンパクトさが損なわれることはない。(97/12/27)
CardShot NV-DCF3(1998/01/21)
- デザインがコンパクトカメラを意識したものになった。レンズバリアと電源が連動するというのもなかなか良い。
- このモデルには松下電器初の低温ポリシリコン型TFT液晶モニタが搭載された。やはり前モデルでは評判の悪かったところだけに、この改良はうれしい。ただ、「カカカ」と動くかどうかは未確認。
- 出力画像サイズは 640x480 の VGA である。なんでメガピクセルモデルじゃないの??
- 画像の記録時間が1秒と飛躍的にアップした。また、0.3秒間隔での速写機能にも対応しているので以前のようにシャッターチャンスを逃すことは少なくなると思われる。
- 前モデルではマクロモード(0.03〜1m)の際フォーカスを合わせにくかったのだが、このモデルでは中心部分をクローズアップしてフォーカスを合わせやすくする機能が付いている。これは使えそうだ。低温ポリシリコン型TFT液晶モニタだけでも視認性がアップする上にこの機能があれば最強だろう。ただ、AFにすればここまですることはなかったのだが…。
- 今回はOEM供給はなさそう。
- スペックを見る限りでは光学系に変更はなさそうであるが、画像は見ていないので判らない。(^_^;)
- CANONの提唱するCIFF規格(フジ系の Exif と向こうを張るもの)を採用している。DCF1の時よりもさらにCANONとの関係を深くしているようだ。レンズにも「CANON LENS」の文字が見えることからもそれが伺い知れる。
- せめてAFには対応して欲しかったが…。ズームもない。
メガピクセル CoolShot II(1998/03/25)
- またもや掟破りのネーミングである(笑)
- 従来のCoolShot IIシリーズに108万画素を搭載したもので、ボディサイズも若干大きくなったが小型であることには変わりがない。そのあおりを受けてフラッシュが外付けの脱着可能なタイプになった。
- 本体はニコンにOEMされているらしい。CoolPix 600がそれである。ただ、本体の画像フォーマットの違いや、オプションの構成に違いがある。
- 最終的に CoolShot II Mega にネーミンクが統一されているようである。
CoolShot II Mega(1999/06/02)
- こういうネーミングはやめて欲しい(笑) 紛らわしくていけない。
- CFを2枚装着できるタイプのデジカメ。また、パソコン接続キットにはCFサイズのUSBインターフェースカードが入っており、メモリカードからの直接の転送に加え、USBを介したデータの吸い上げも可能。これは面白い試みかも知れない。
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