プリンタ巷の評判記 |
プリンタもいろいろと種類がそろってきました。
ここではプリンタに関する巷のうわさで、その機種がどのような印象を持って受け取られているかを書き連ねていきたいと思います。
ただし、ページプリンタ系は対象外としています。
エプソン
PM-700C
- 非常に絶賛の声が多い。
- 専用光沢紙にプリントされたものを見ても、何も言わなければインクジェットとは判らないほど印刷クオリティが高い。
- 写真等の画像を出力する場合は、下手をするとデジタルカメラの解像度程度ではアンダースペックになってしまうほどだ。
PM-750C
- PM-750Cの後継機種として発売されるモデル。
- 解像度がさらに高くなり、縦方向に倍になっている。その分印刷時間もかかるものと思われるが、現状はっきりとは判っていない。
アルプス電気
MD-2010J
- フォトカラー対応ではないので、写真印刷には向いていないかも知れない。
MD-2300J
- これも非常にきれいであると評判が高い。
- フォトプリントモードとフルカラープリントモードがあり、インクカセットの取り替えで対応できる。
- 印刷の対象によっては、インクリボンの縞が見えてしまうということらしい。特に濃色系で出やすい。気になる人には気になるだろう。
- プリント時間が非常に長い。他のインクジェット等と比較すると倍以上だ。これはある意味でネックになるかも知れないので気にして置くことが必要な可能性が高い。ただし、解像度が高い場合はある程度仕方のないことだが・・・。
- 印刷コストが非常に高い。高クオリティである分、1枚あたりの印刷コストは300円近くになる(専用用紙使用時)。インクジェットタイプの5〜6倍に達してしまうのはきついものがあるのでは?
MD-4000J
- 600dpi のスキャナーとプリンタが一体化したもの。
- フォトカラー対応ではないので、写真印刷には向いていないかも知れない。
松下電器産業
NV-MPC3
- A6昇華型プリンタの中では一番高解像度。
- 印刷画像に近づくとジャギ等がすぐに判るが、30cm離れて見ると銀塩と勘違いするほどである。
NV-MPX1
- PCMCIA Type2、ビデオ入力(S端子/ビデオ端子)、パラレル(DOS/V)、シリアル(Mac) に対応したプリンタ。メモリカードの画像形式はJPEGだけであるが、Exif(富士フィルムとか)にも対応しているので大体の場合はOKであろう。
- 解像度は縦横とも288dpiとなった。
- 上記はよくよく確認してみるとMPC3と同じ 288x144dpiであった。カタログを確認して初めて判った…。(1997/11/29)
- 昇華型のプリンタの中では一番売れている(PC Watch情報)らしい。
やはり、自社の利益だけを追求せず汎用としたのが功を奏しているのかも知れない。(1997/12/12)- ビデオ入力をPCカードに書き込む機能が付いている。画像はタイミングやソースにもよるが、結構使えそう。ただし、純粋な画像部分は640x480を得られない。(97/12/26)
富士フィルム
TX-7
- A6 TA型プリンタ。
- 画像印刷の入力は「ビデオ入力」「デジタル入力(パソコン)」「スマートメディア」と幅広く、レタッチの必要の無い画像などは直接印刷できるので非常に便利であろう。
- ビデオ入力は通常のRCA端子とS端子に対応している。出力はRCA端子のみ。このビデオ出力はスマートメディアの画像をテレビで見るためのものである。
- スマートメディアは JPEG(Exif)に対応しているので、富士フィルムのDSシリーズの他に、ミノルタ Dimage V、アップル Quick Take 200 などの画像も扱える。
HP
PhotoSmartフォトプリンタ
- 写真印刷に特化したもの。普通紙印刷やモノクロ印刷も出来るがあまり考慮されていないとか…。
- 最近流行の大きさではなく、横置き水平給紙タイプなので設置場所は必要になりそう。
- 新開発の専用インクにより、室内耐光性が3年になったとのこと。以前から言われていたインクジェットプリンタの欠点克服もだいぶ進んできたようだ。
- 特化したせいだろうか、印刷コストは定価ベースで\100-/A4なので、少々割高感は否めない。また、インクはブラック、ライトシアン、シアンのフォトプリンタカートリッジ(月)と、イエロー、ライトマゼンダ、マゼンダのフォトプリンタカートリッジ(星)の2つに分かれている。今後、フォトプリンタカートリッジ(雪)とかフォトプリンタカートリッジ(花)とかでたら笑えるだろうなぁ。
カシオ
レッツフォト V-7
- A6昇華型プリンタ。
- 画像印刷の入力は「ビデオ入力/出力(標準/S端子)」「QV専用端子」がある。シリアル/パラレル端子等は持ち合わせていない。どちらかというとビデオプリンターである。
したがって、パソコンに接続できないと嘆かないように…。- 印刷機能は実に多彩である。本体にキーボードがあり、ここから入力することによって自由に印刷できる。テプラのハガキバージョンと言ったところか!?
コダック
DDP-1-J
- 外観、スペックとも先日発表された松下電器の NV-MPX1とほとんど同じ。間違いなくOEMだと思われる。
KODAKはOEMが好きなんだろうか?(笑)
キヤノン
CD-200
- キヤノン初の昇華型プリンタ。キヤノンと言えばBJのイメージが強いが、やはり放ってはおけない分野なのであろう。
- メモリカードに対応しているが、このプリンタはCF(CompactFlash)のみの対応となっている。オリンパスのスマートメディア対応と相反する仕様であるところが面白い。
- 288dpiをうたっているが縦方向のみの対応で、横方向は144dpiである。
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